#309 「君の名は。」

物語の話はしてません。あらかじめご了承ください。

じゃあ、なんの話をしてるのかというと、童貞臭とは何なのかという話をしています。

ええ、なんじゃそら、ですよね。存じております。

まだ10代の未成熟な若者だったあの頃、当時の男性的価値観の中に、「童貞であること」は恥ずかしいことだという認識でした(…ように思う)。

中学、高校と黒の青春時代を生きたオタクの僕には、異性間の付き合いなんぞ当然無く、思春期を迎えた皆が、恋だなんだと騒いでいた頃、そんなものはフィクションの中のストーリーでしかありませんでした。

あれから数十年、あれこれあって所帯を持つおじさんなった今、あの当時の、童貞ということへの異常な執着と羞恥はなんだったんだろうなあ…と思うのですが、時代が変わっても渦中にいる若者は似たような悩みや感覚を持ってる人もいるのでしょう。

当時、「童貞である=女性と性行為をしていない」ことが、男性として恥ずかしいという認識でしたが、今思えば、性行為自体にとらわれている価値観の未成熟さ自体が恥ずべきことなんだろうと思ったりします。

未成熟が故の自分のことしか考えられない視野の狭さ(成長過程として当然なんですが)や、転じて異性や他人に対する配慮の無さなどが、今思えば恥ずかしくなる要因だと思うのですが、そういう当時の未成熟さをぎゅっとまとめてコンパクトに表現したのが「童貞臭」という表現だと、勝手に定義しています。

今回はその「童貞臭」の話。

【サワダシンヤ × 明日さん】

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