#375 「十三機兵防衛圏」

今回、前半はネタバレ無し、後半はネタバレ有りの感想です。
このゲーム、ぜひともプレイしていただきたいので、未プレイの方は前半を聴いたらもう買ってください。

前段で言っておきたいのは、

「昔オタクだった人」
「今オタクであることに疲れてきている人」
「衰えてきてはいるが今後もオタクでありたい人」

等々、オタク文化に関して「昔ほど情熱をかけられなくなってきている人」に、ぜひプレイしてほしいということ!

僕自身がそうだ、という話なのですが、最近は昔にくらべて漫画やゲーム、アニメにそれほど時間と労力をかけられなくなってきました。
まあ、年齢を重ねるにつれて環境や立場や価値観、飽きや無関心等々、様々な事情がそうさせますし、そもそも一般的に大人になるとはそういうこと。

しかし、それでもなお「オタクであり続けられる人」に比べると圧倒的に「気力」が足りないのは間違いありません。

それこそが「狭くて浅い」ゆえんなので仕方が無いっちゃあ仕方が無いのですが、諦めたくない気持ちもある…

そんな中、この作品は僕の中にまだ残ってあった「オタクの情熱」をビンビンに刺激してくれたのです。
なんだこの気持ちは…こんなの久しぶり!

やっぱり歳をとっても漫画やゲームは楽しんでいきたい! てなわけで、僕と似たような状況の人にはおすすめです。

【サワダシンヤ × わん】

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十三機兵防衛圏 公式サイト
かくして快作『十三機兵防衛圏』は生まれり──インタビュー・総括編。「キラキラしたものを詰め込んだ」開発のヴァニラウェア神谷盛治氏らに訊く

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#373 「十三機兵防衛圏」

PS4で体験版が配信されていたのでノーマークでプレイしてみたら、ごっつい面白かったのですぐ買いました。

収録の時点ではまだクリアしてませんので、今回はおすすめとしての紹介です。

ロボット、怪獣、タイムトラベル、異世界、パラレルワールド、ナノマシン、ボーイミーツガール、ありとあらゆる要素を詰め込んだSFジュブナイル作品です。
1980年代に中学高校時代を過ごしたオタクの方にドンピシャなこと間違いなし。
プレイ時間も短めでゲーム何度も自由に変えられるので、がっつりゲームをやりこむことができなくなったおっさんにもやさしい設計。

ぜひみんなプレイしよう!

【サワダシンヤ × 中ノ浦】

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十三機兵防衛圏 公式サイト
かくして快作『十三機兵防衛圏』は生まれり──インタビュー・総括編。「キラキラしたものを詰め込んだ」開発のヴァニラウェア神谷盛治氏らに訊く

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#370 「アサシンクリード オデッセイ」

アサシンクリード1のおもひで

アサシンクリードシリーズは「1」が発売された時から、シリーズ買いしている唯一のゲームです。

当時まだ、21インチのブラウン管テレビでゲームをしていたのですが、アサシンクリード1をプレイしようとしたところ、解像度的に文字が小さく読めなかったので、32インチの液晶テレビに買い換えるきっかけにもなりました。

発売前のトレーラーも格好よかった。

「アサシン」というテーマなので、メタルギアソリッド的なステルスゲームかと思いきや、意外と力押しでもなんとかなる程度の難易度でがちゲーマーではない自分にはちょうど良かった印象です。

2012年の「人類滅亡説」と絡めた世界の存亡と人類の行く末を賭けた「アサシン教団」と「テンプル騎士団」というふたつの組織の争い。

「アサシン」と呼ばれる特別な能力を持つ者のDNAに刻まれた記憶を「アニムス」と呼ばれるマシンで追体験し、失われたオーパーツを探し出すというSF設定。

現代編とDNAの追体験による過去編を交互にプレイすることで徐々に暴かれていく秘密と陰謀。

いい感じで中2心をくすぐる設定と物語展開、アクションゲームとしての面白さが、とても刺激的でした。

なんといっても「1」のラスト、現代編の主人公のデズモンドがアサシンの能力に目覚め、自室の壁に描かれている血文字を見れるようになったとき、ぞわっと鳥肌が立ち、これからのシリーズ展開にわくわくしたのを今でも覚えています。

エンディング前の鷹の目で見えるメッセージについて

が…、その後シリーズは続き、本編としては現在11作品が発売されているのですが、根底に流れる現代編の設定とストーリーにいつまでたってもオチはつかず、現在は終わらない海外ドラマ化しています。

終わらない物語

一応「3」で「デズモンドの物語」としては一段落ついたのですが、「アサシン教団」と「テンプル騎士団」の争いはいつまで経っても終わりません。
そもそも「人類の在り方」についての思想の違いで争っているので結論なんかが出るわけがないのですが。

作品の特長として毎回、現代編と過去編を行き来する構成になっているのですが、過去編の物語には毎回オチがつくものの、現代編がいつまで経っても一段落しないのです。

意味ありげな会話と新たな設定が次々に投入されていき、湧いた疑問に対する回答はなく、あろうことかゲーム外の小説やコミックでその後のストーリーが展開されることもある始末。(基本、日本語版はありません。)

今となってはファンの中でも「現代編はいらないんちゃう」的な意見もあり、その複雑さが新規プレーヤーの参入の妨げにもなってる感があります。

とはいえ、やはりアサシンクリードシリーズを好きになった理由のひとつしては、現代編の設定と物語に惹かれたということもありますので、毎回、何かしらの物語の進展とオチがあるのではないかと期待しながらプレイしています。

かつて来たりし者

現在では、ゲーム内の過去の世界観の作り込みから「歴史体験ゲーム」としても有名なアサシンクリードですが、シリーズを通して根底の物語を牽引していっているのはなんだかんだで現代編!だと今でも思っています。

アサシンクリードの物語の根底には「かつて来たりし者」とも呼ばれる、「イス」という前人類的な存在が大きく絡んできており、この存在がSF設定を強固にし、そして、実際の史実と、ゲーム内のフィクションをうまく融合しています。

史実における人類の神話や伝承は、実は「イス」のしでかしたことだった!的な展開が多く、知っていると「ほほぉ…」となる、アサシンクリードならではの面白さを感じられます。

しかしこの「イス」、シリーズが続いていくにつれて目的や目論みがどんどんわからなくなっていきます。

いやまあ、ゲーム中のお話をしっかり見て、その都度正しく理解していけばわからないことはないんでしょうけど、僕みたいなカジュアルなプレーヤーだと、話のすじをなんとなくでしか追っていないので、シリーズが重なるにつれて記憶はおぼろげになり、登場人物ならぬ登場イスが増えることで、いよいよ思想なり派閥なりの理解が難しくなっていくのです。

イスの遠回しなしゃべり方も相まってますますわかりにくい。

オデッセイ

前作「アサシンクリード オリジンズ」は「アサシン教団」が如何にして作られたか、その原点を描く物語でした。

今回のオデッセイはそれよりさらに昔の話。
古代ギリシアを舞台に、今までの作品よりも一層、シリーズの根幹に関わる話と、今後の大きな展開を期待させる物語でした。

アサシンの血筋とイスの秘密。シリーズの中でもその設定に惹かれていたプレイヤーには大満足の内容。
だったとは個人的には思うのですが、結局は何かが一段落するわけでも無く、新たな謎と気になる展開を残して、いつものアサシンクリードな感じでした。

長々となりましたが上記の文章は今回話している内容の前提。

収録自体はざっくりとした感想をなんとはなしに、木村さんのお勉強の話も含めて行いました。

みなさんもぜひプレイしてみては!

【サワダシンヤ × 木村ゆう】

▼木村ゆうさん関連WEBサイト
ポッドキャスト「だぶるばいせっぷす」
ブログ「だぶるばいせっぷす」

関連リンク

アサシンクリード オデッセイ 公式サイト

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