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たったひとりのマンパワーで生み出された傑作、「ほしのこえ」について今回は語ります。
「自分の想像した物語の表現を全部自分で作り上げる」って、すべての創作している人たちの夢のひとつだと思います。
こと、映画やアニメ制作においては、大人数の人間が関わってやっとこさ出来上がることの方がおおいわけで、インディーズや自主制作にしても「ひとりで」ってのはなかなか無い。
しかも、作ったものが大きな評価を得るってのは、さらに高いハードルで、それこそ皆の目指すゴールなんじゃないかなと思うのですが、それを成し得た新海誠監督は、自主制作クリエイターたちにもんのすごい夢を与えた人物だと思います。
SFをベースに、若い男女のラブロマンスを絡めたストーリーは個人的には好みで、短編作品であるが故に、観ている人に想像の余地を与える隙間があるのもほどよい感じ。
「あー、おれこういうの作りたかったんだよな〜!」って思ってる人が多そうなくらい、理想的な作品なんじゃないでしょうか。
【サワダシンヤ × マンハッタンウエダ】
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