#416 「呪術廻戦」

作者の考える「おれの面白い」と「癖(へき)」が全部入りの「呪術廻戦」。

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創作娯楽の中では漫画が一番好きです。

物語や視覚表現の全てが、作者ひとりの好きなように創造できるので、作者の価値観や感性を、限りなく混じりっけ無しに受け取れるからです。

もちろん商業漫画になれば、そうでもないものもあるのは当然なのですが、基本はひとりですべてを創造できてしまうのが漫画の良いところ。

「呪術廻戦」はそれをふんだんに感じさせてくれました。

当然、物語の展開や表現に関して、好みや好みでないところもありますが、作者が自分の好きなことを好きなように描く、漫画の根本のようなものをビンビン感じる作品じゃないでしょうか。

基本、漫画に限らず、すべての創作物は、作者の中にある全てが、望むと望まざるに拘わらず出てしまうもの、と思っています。

なので、漫画という表現手段を使って、物語を提供するとなると、「おれの考える面白いはこれだ!」がダイレクトに表現されるわけですから、作者の価値観や感性は特に色濃く出るのじゃないかなと思います。

社会性や倫理観はもとより、かっこいいと思うこと、かわいいと思うこと、燃えや萌え、エログロナンセンス、etc…

僕が思うに、それは作者の「癖(へき)」をさらけ出す行為に等しいんじゃないかなと思います。

なので、人が容赦なく死ぬのも作者の癖と言えば癖。

そんなことを話している今回の配信、どうぞお手柔らかに。

【サワダシンヤ × 中ノ浦】

呪術廻戦 1 (ジャンプコミックス)
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