漫画・コミック

漫画・コミック

#106 「海月姫」

「オタク」ってキャラクター付けするのに便利な設定なのか、娯楽作品にはよく登場します。だいたいプラスマイナスどちらか極端に味付けされてるような作品が多い中、この漫画は僕にとって、僕が思うオタクに描かれているので、従来の作品を評価するのとはちょっと違ったところでも好きな漫画です。特に...
少年漫画

#101 「タッチ」

往年の名作「タッチ」を取り上げて、歳の近いもん同士が楽しくボーイズトーク。少年の頃読んだあの作品を、大人になった今振り返ってみた時、ぼくらの観る風景はどう変わっているのだろうか。あの頃、ぼくらのあこがれだった浅倉南はいったいなんだったのか…。すべてのアラサーにお届けする、おっさん...
狭くて浅いやつら

#093 「イエスタデイをうたって」

恋愛物語において登場人物の三角関係は基本だと思いますが、男性が読む漫画の場合、男性主人公1人に対して、ヒロイン2人があてがわれるわけです。読者は主人公に感情移入して、どっちのヒロインを選ぶのかなあ、などと悶々としながら読んだりするのですけれど、ヒロインの片割れが魅力的ではないにも...
狭くて浅いやつら

#090 「潔く柔く」

あ〜、おれもいくえみ男子になりてぇ〜。とは別に思いませんが、この漫画、面白かったです。いくえみ男子はファンタジーすぎな感じもしますが、個性的なキャラクターとか、全編を通してのお話の作り方とか、読ませてくれる要素がいっぱいだったんで、楽しく最後まで読めます。最後はちょっとうるってし...
少年漫画

#089 「ドラゴンボール」

いわゆるアニメで言うところの「Z」以前の話(無印)を中心にしています。基本、おっさんの思い出話ですね。振り返ってみると週刊少年ジャンプでドラゴンボールが始まったのは1984年なんですね。27年以上前って、「昔」ですよ。しかし今読んでも古さを感じさせないドラゴンボールは、やはり素晴...
漫画・コミック

#088 「キュビズム・ラブ」

ガンパレード・マーチ他、独特のシステム・世界観を持つゲームを作ることでお馴染みの芝村裕吏さんが原作を担当した漫画の話をします。青春まっさかり!中学生の典子ちゃんと、恋には鈍感そうな医者、篠田先生との関係をほこほこ描いた正当派ラブコメディ!…ではないですが、おもしろいです。機会があ...
少年漫画

#083 「AKB49 〜恋愛禁止条例〜」

いや〜、AKBいいですよね、AKB。え?AKB48?何言ってるんですか、1足りてないですよ、AKBは49じゃないですか。てなわけで、最近ハマっているこの漫画の感想などを少し。ベタベタの少年漫画が好きな人なら読んで面白い漫画だと思います。【サワダシンヤ × ぐうたら × ろんぐち ...
少年漫画

#078 「八神君の家庭の事情」

女性漫画家の中で女子力がある漫画家といえば安野モヨコがよく(?)挙げられますが、僕の中では楠桂です。先日、ふとした会話の中で名前が挙がり、代表作である「八神君の家庭の事情」の話をしよう、ということになったのですが、萌えやらBLやら、振り返ってみれば昔からやってたんですね。【サワダ...
少年漫画

#077 「BRAIN DRAIN ブレインドレイン」

今回は、2011年5月19日発売のジャンプSQ.19(ジャンプスクエアイチキュー)に掲載されている「BRAIN DRAIN」という読み切り漫画についてお話しています。この漫画の作者である後藤裕介さんが、なんとまあベッティの友人だということでして、これも何かの縁なのかなあと、普段は...
漫画・コミック

#075 「蒼き鋼のアルペジオ」

先に謝っておきますと、この作品の良さを僕がわからなかったのは、僕自身の軍事関係、戦争関係の情報・知識の無さが原因です。きっとその辺りに強い人や好きな人でこの作品に思い入れがある人は、「サワダ何言ってんだテメェ!」と思っていることでしょう。昔から戦艦とか戦闘機とか、そういうものにあ...
狭くて浅いやつら

#071 「君に届け」

ちょうど10回前にも取り上げたことがある「君に届け」ですが、13巻がなんか自分的にとっても良かったので、あらためて取り上げてみようかと思いました。話の中で出てくる「光・闇・中立・無・有」の属性ですが、聴いてる人には何がなんだかわからない人もいると思うので、自分の中での定義を書いて...