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映画が公開された当時は「スーパーマンが悪の道に進んでいたら」というような触れ込みをよく見ました。
スーパーマンは地球外から落ちてきた赤ちゃんを、善良な地球人の夫婦が育てた結果ですが、この映画は「善良な家庭に育てられなかったバージョン」かなと思って観てみると、想像とは違ってました。
一応、この作品の主人公の育ての親も、一般的な善良な夫婦ではあります。
ただ残念なことに、主人公の人格形成のデリケートな時期に、思春期特有の問題とスーパーパワーの問題が重なってしまった結果、人格や性格が捻れてしまいます。
しかし、それ以前の問題として、主人公の少年は、遺伝子レベルで地球を滅ぼすように最初からプログラミングされているような描写が見られます。
なので、結果としてはどうしようもなかったんじゃないのかな〜と…。
「悪の道に進んだ」というか、そもそも「悪の道に進むことは決まっていた」みたいな。
不幸な出来事が起こってしまったけど、誰のせいでもないよな…というような感想を持ちました。
まあ、スーパーパワーを悪事に使われると、ただの人間にはどうしようもない、という絶望は味わえる映画です。
親の愛があれば…とかそういう問題じゃねえ〜!
バッドエンドが確定している映画ならではの楽しみ方しかないんですが、「どうしておけばよかったのだ…」という想像をするのは楽しいかもしれません。
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